2週間に渡る長期イベントが始まった。 初日は本来なら定休日である火曜日だった。 いまいち来乗客数がのびない。 　さらに追い打ちをかけてこの地域に大型スーパーイオンがこの日に、当てつけるようにして開店した。 火花が散る二週間になった。結果は前年に対し、850万円近いマイナスの85％。 松菱にとっては二日分の売り上げに相当する金額だ。 　マツコデラックスによる高島屋での北海道物産展試食テレビ番組、や、 北海道地震報道による、北海道救済のための報道番組が逆に幸いして、 ちなみに金沢名鉄エムザでは同じ2週間での催事で前年比115％。 今年、日本全体では好況感のある北海道物産展だったが、 この店だけはガツンとマイナスになったのは痛い。 来年とりもどすのは120％越えになりそう。 　業者から見ていい印象の店が2店舗見受けられた。 今年から初めての出店になる、ラーメン店（第2週で展開）と スープカレーのお店（第2週で展開）。 　第2週で出店したラーメン店は、具材の切り方がこまめで丁寧、 しかも塩ラーメンのだし汁がおいしいと評判だった。 スープカレーの店は高額の定価の割に、 お客様がカウンター席に座っている姿が多かった印象を受ける。
催事翌日にNHKの取材があり、これは売り上げに貢献するなと思いきや、 インタビューの内容は、イオンの影響はいかが？というもの。がっかりだ。 同時に展示してあった『松浦武四郎の北海道命名150年記念』のパネルは、 内容が濃くて勉強になる内容だった。 だが、北海道物産展の会場の隅にあり、展示方法も小さく見にくかったので、 興味を覚えて見入るヒトの姿はわずかだったのが残念だ。